年の瀬のご挨拶 ー2020年を振り返って
2020年も終わりに近づき、明日の「笑ってはいけない」が楽しみ!という30日を、今年も迎えました。
お世話になりましたみなさま、今年も本当にありがとうございました。
2019年に退職し、今年は、個人でのコンサル業1年目となります。
最初は仕事はないだろうと思っていたのが、思いがけないご縁で声をかけていただり、
たくさんの人に助けていただいて、良い意味で想定とは違うスタートとすることができました。
また、プロボノを始めたことで、新しい世界を知った1年でもあります。
今までも社会貢献に興味はあったものの、特に「これ!」という領域が自分の中に定まっていず、
「何かないかな・・・」とぼんやりと考えるだけにとどまっていました。
たまたま日経の記事でサービスグラントの活動を知ったのは、昨年の秋ごろです。
期間を限定して様々なNPO団体を支援でき、自分が学んできた基本的な課題解決のスキルを活かすこともできる。
チームを組み、個々の得意領域を活かして提案内容を作っていくため、
メンバーから学び、刺激を受けることができるのも魅力です。
この夏からプロジェクトがスタートし、先日、支援先団体への最終報告を終えて、
ぎりぎり年内に一区切りをつけることができました。
自分で言うのもなんですが、最初に想定されていたテーマだけではなく、
より掘り下げた課題へのアプローチまでたどり着き、具体的施策につながる提案になったと思います。
実を言うと、退職後、次に目指すべきことが見つからずに、若干とまどっていた時期がありました。
どうやら自分が一番達成したかったのは、資格の取得でもなくコンサルタントとして独立して活動することでもなく、
それらを達成することで「会社を辞めて、組織のストレスから解放されること」だったようです。
それが実現されてしまったため、本来であれば「ここから新しい仕事を頑張るぞ!」となるはずが、ならず・・・
まだ残りの人生長いのに困ったもんだな、と思ったりしていました;
ですが、プロボノが始まり、「次はこれだな!」という手応えを感じております。
この手応えの中身は、正直自分でもまだよくわかりませんが、なんだかモチベーションがあがっています。
もう一つ、ご報告としては、三つ目の資格である社会保険労務士がようやく登録できるということです。
登録に必要な講習がコロナのために延期となっていましたが、11月に実施され
2021年1月から名乗ることができるようになります。
そういえば、新しい名刺を作らなくては・・・!
2020年、やはりコロナの影響はあったものの、これまで自分へのインプットばかりだったのが、
ようやくアウトプットにつながるようになってきたという意味で、意義深い一年でした。
これからも、学びは継続しつつ、それを活かしてできることを増やし、
いただいてきた分をお返ししていきたいと思います。
また来年も、何卒よろしくお願い申し上げます。
川村八重